バンコクからKLセントラルまで列車旅
今日のカレンシーはこちらを使います
昨日バンコクからKLに戻ったのですが今回は飛行機ではなく列車で国境を渡って見ました
島国に生まれた私としては初めての経験だったのでワクワクでありドキドキなまさに冒険をした感覚を初めて感じました
2月15日、春節の前日だったのでクルンテープ駅はとても人が多かったです
15:10バンコク発、8:53Padang besar到着予定
960バーツ(3254.4円)
これに乗ります!!!!
ワクワク!!!
最初はこういう感じです!後でベットに変身します
車両の中に一箇所充電できるところがあったのですが運良く私は充電器の目の前の席でした
ずっと充電できていたのが本当に運良かったです
電車の中はクーラーがガンガンに効いているので少し肌寒く感じる時があったので何か上着が必要です!!!
一駅ごとに商人がやって来て何かしら売っています
イチゴを20バーツ(67.8円)で買いました
なんか生ぬるかったのと目の前のお姉さんが洗いなさいと教えてくれたので一応洗いました
お腹壊していないので大丈夫です!!!
なんと目の前に座っていたタイ人の女の人がお菓子をくれました
暖かいですね
この目の前に座っているお姉さん
このお姉さんを見て電車に乗っていた私はこんなことを手帳に書きました
目の前にいるお姉さんと私。
タイ人と日本人
食べているものはセブンで買ったガパオライスと210バーツの電車ディナー
他人にケーキをあげる人とそれをもらう人
小さなかかもしれないけれど生活を比べたらどうなるんだろう
どんな家に住んでいるんだろう
私の東京の家を見たらどう思うんだろう
その小さな差が積み重なっていくことでこの人との間にとても大きなものがあるんじゃないかと思った
隣に大きな谷ができた
やっぱりタイ人は精神的な何かを教えてくれます
色々考えていたらもう日が暮れる時間になっていました
夜ご飯です
210(711.9円)バーツだったのでいつものご飯よりも割高だったのですがすごく家庭的な味で暖かかったです
この田園地域の眺めを見ながらのご飯は美味しかったですーーーーー
ご飯を食べ終わったら座席をベットに変えに来てくれました
座席は上か下か選べるのですが上だと窓がないので下にしました
でも夜は暗くて何も見えませんが笑笑笑
いやーとても快適でした!ベットカバーもタオルも洗い立てのいい匂いがしました!!!しかもベットも結構広かったので足を十分に伸ばせました!ちなみに私の身長は159センチです!
太陽の光で起床しました
最初列車は10両以上あったと思うのですが終点に着いた時には2両になっていました
2両だけが寝台列車だったようです
この日はちょうど春節でしたのでイミグレーションがめちゃくちゃ混んでいました
その影響で3時間以上待たされました
私はKTMの特急列車の予約が15:40に1時間40分離れたBukit Mertajam発だったので
駅員にこの電車があるんだーーーと言ったら特別に並ばずにイミグレーションを通してくれました
東南アジアではとりあえずやばそうな顔とどうしようどうしようと懇願すればこう言うことが起きると思います
いえーい!!と思ったのですがその駅までの電車は1時間に一本。しかもチケット売り場かめちゃくちゃ混んでいたので結局他の寝台列車に乗っていた人たちと同じ電車になっていました笑
Padang besarからBukit Mertajamまで10.70RM(292.859円)
Bukit MertajamからKL Sentralまで58RM(1587.46円)でした
広い駅です
このおじさんは私がチケット売り場に並んでいたらマレー語で話しかけてくれました
マレー語話せないのよ、と言うと英語での会話がスタートです
このおじさんは田舎町を見ていると昔を、子供の頃を思い出すと言って昔の話をしてくれました
その話をしている時のおじさんの顔はとても笑顔でまるで少年の頃に戻っているかのようでした
電車の景色は人それぞれ感じることが違う、景色を見るだけでタイムスリップしたかのようにおもえさせてくれる。景色が心のタイムマシーンなのかもしれません。
そんな電車の旅も永遠ではありませんでした。
おじさんは
「僕は友達がいないんだ。だからこうやって一人旅をしていることがおおい、でも今日友達を作れた気がする、君だよ。」
とまた少年の顔に戻ったような笑顔で私に微笑みかけてくれました。
私は
「また会えますように(Hope to see you again)」
と言ったら私はおじさんが同じことを言ってくれるのかと思ったのですがおじさんは
「いいえ、人に会うことは一期一会だよ。手紙を書くね。」
と言って握手をしてさようならをしました
最終地点に戻った私は疲れとともに温かな気持ちでこの景色を見ていました
今回あった人たちはこの景色を知らない
でもあの人たちが見ている景色も私は知らない
人生は不思議ですね