台湾地震
マレーシアにいるため台湾花蓮県での地震のこと、ネットでしか情報を得ることができません。しかしやっぱり民間の力を感じられます
そしてこんなニュースも入ってきました
中国の援助を拒否する蔡英文政権に対して中国は批判の姿勢を露わにしています
しかしこの人の命が危ないという状況の中で果たして台湾政府は国交関係を気にして決断しているのでしょうか?私は国民の命を最優先に考えた結果が今回の日本の特殊部隊の援助のみという決断に至ったのではないのかと思うのです
日本は私たちが日常的に体験しているように地震大国の一つです
近年だけでも東日本大震災、熊本大震災と大きな災害に直面し続けています
今でもこの災害との戦いは終わっていません
そんな様々な局面を経験してきた日本の自衛隊だからこそ緊急時の本当に必要な物資は何なのか、最短で最善の方法でいかに多くの人の命が救えるのかわかっていると思うのです
だから単純に中国が外交的な問題で拒絶しているのではなく経験の差、地震に対する急用処置の知識の差の問題だと思うのです
人命救済は時間との勝負です。だから台湾は今日本の救援隊を必要としているのではないかと思いました
花蓮ではまだ余震が続いていると言います
これ以上死者、負傷者を出さないためにも日本以外拒否という判断をしたんだと思います。
これは私の意見であり、大好きな蔡英文さんがこういう考えであってほしいなという望みです。
台湾と日本は本当にいい友達です。
昔、台湾には台湾で生まれた日本人、通称「湾生」という人たちがいました。
特に花蓮には多くの日本人が移り住んだと言います
湾生の中には18歳まで花蓮に住んでいて、終戦後土地勘もわからない日本に、故郷であるのに故郷でないような日本に帰らなくてはいけなくなった人もいると言います
そんな湾生たちが住んだ花蓮の街。今年の5月、学校が終わったら訪れてみたいなと思っていました。
そんな矢先にこの震災。
湾生回家を見てから湾生にとっての故郷である花蓮、台湾を特別な思いで見るようになりました。
今も生きている日本人の中に花蓮を故郷だと認識している人もいると思うと一層胸が痛みます
また湾生の中には花蓮にいる友達や知り合いの安否を心配する人もいると思います
震災は国家なんて関係なく、助け合いの精神でどうか国交のことなど関係なく動いてほしいです